こんな方へ

  • 病院で検査を受けたが、異常なしと言われ続けている…
  • 薬を飲んでいるが、痛みが根本的に変わらない…
  • 「気のせい」「ストレスでは」と言われ、傷ついた経験がある…
  • いろんな治療を試してきたが、どれも長続きしなかった…
  • けがや手術はとっくに終わっているのに、痛みだけが残っている…
  • 家族に申し訳ない気持ちがあり、痛みを訴えることをためらっている…
  • 痛みのせいで、自信や気力が少しずつ失われてきた…
  • 過去の事故やつらい体験が、今も身体に残っている気がする…
  • 「もうあきらめるしかないのかもしれない」と思い始めている…

慢性痛の仕組み

慢性痛は、体のどこかが壊れていることだけが原因とは限りません。
強いストレスや長く続く緊張、過去のつらい体験などによって、体がずっと「警戒した状態」のままになることがあります。

この状態が続くと神経系が休まらず、痛みを感じる回路が働き続けてしまいます。さらに筋肉の緊張も抜けにくくなり、疲労や痛みを引き起こす物質が体にたまり、実際の痛みが続いてしまうことがあります。

こうして神経系の過緊張と身体の反応が重なり合うことで、痛みが慢性化することがあります。
当オフィスでは身体感覚への働きかけを通して神経系に働きかけながら、痛みの背景にある体の緊張や反応を丁寧に見ていきます。

当オフィスのアプローチ

(1) カウンセリング

現在の痛みの状態やお困りの状況とあわせて、痛みの経緯をお聞きしながら、あなたが痛みとどう関わってきたかを一緒に整理していきます。

(2) ソマティック・トラウマセラピー(SE・EMDR)

身体に蓄積されたストレスやトラウマの記憶は、神経系や脳の緊張として残り続けることがあります。身体感覚を通じて神経系や脳に働きかけ、その緊張を少しずつ解いていくアプローチです。

(3) リハビリエクササイズ

慢性痛によって制限された身体の動きに、身体感覚を大切にしながら丁寧に働きかけます。「頑張る」ためのエクササイズではなく、身体の声を聴きながら進めるリハビリです。

(4) 慢性痛の心理教育

痛みがなぜ続くのか、神経系とトラウマがどう関わっているのかを、わかりやすくお伝えします。自分の痛みの背景を理解することが、回復の大切な一歩になることがあります。

(5) マインドフルネス

今この瞬間の身体の感覚に静かに気づく練習です。痛みに対する不安や恐怖から少し距離を置き、痛みとの関係を少しずつ変えていくことを目指します。

当オフィスのアプローチ

カウンセリング・ソマティック・エクスペリエンシング(SE)・EMDR・リハビリエクササイズ・マインドフルネスを組み合わせた、ソマティック・トラウマインフォームド・ペインマネジメント(STiP)というアプローチをとっています。お一人おひとりの状況に合わせて、丁寧に進めていきます。

痛みからの解放―――翻訳者として

ピーター・A・ラヴィーン博士・マギー・フィリップス著/志村秀実 訳
春秋社・2025年11月刊行 3,080円

ラヴィーン博士は、ソマティック・エクスペリエンシング(SE)の開発者であり、80年以上にわたる臨床の歴史から、こう述べています。

「通常の治療に反応しない痛みには必ず、蓄積されたストレスとトラウマが原因として存在している」

慢性痛がなぜ続くのか。神経系とトラウマがどう関わっているのか。そしてどう回復の方向へ向かえるのか。その理解を深めたい方に、ぜひ手に取っていただけたら思います。

この本を翻訳したことで、当オフィスのアプローチの理論的な基盤がさらに深まりました。

→ 春秋社書籍ページ https://www.shunjusha.co.jp/book/b10149668.html

セラピストについて

作業療法士として臨床を重ねる中で、
どうしても支援の届かない痛みがあることに気づきました。
その壁が、私を心理大学院へ、そして神経系とトラウマの世界へ導きました。

精神科・内科が併設された病院等で約20年、
延べ2万人以上の患者さんのリハビリに携わってきました。
その中で、検査では見えない痛みを抱える方々と多く出会い、
既存のアプローチでは届かない領域があることを痛感しました。

心理大学院に進学し、カウンセリングの専門資格を取得。
さらにソマティック・エクスペリエンシング(SE)・EMDRを学び、
神経系とトラウマの視点を臨床に取り入れてきました。

私自身も、病院勤務時代にぎっくり腰・頚椎症・尿管結石を
繰り返し経験しました。
痛みの中で何を感じるか、どう向き合うか。
自分の身体で学んできたことが、
今の臨床に生きていると感じています。

ピーター・ラヴィーン博士の『痛みからの解放』(春秋社・2025年)
を翻訳したことで、神経系とトラウマへの理解がさらに深まりました。
慢性痛を抱える方々に、この視点が届いてほしいと思っています。

―――
志村秀実
作業療法士/臨床心理士/公認心理師
ソマティック・エクスペリエンシング・プラクティショナー(SEP)/EMDR

よくあるご質問

Q:必ず良くなりますか?
A:結果をお約束することはできません。慢性痛・トラウマ関連の症状は個人差が大きく、改善を保証することは科学的に適切ではありません。ただし、神経系とトラウマへの丁寧なアプローチを通じて、多くの方が痛みとの関係に変化を感じています。まずは一緒に状況を見ていきたいと思っています。

Q:何回のセッションが必要ですか?
A:個人差が大きく、正直なところわかりません。まず6回(約3ヶ月)を目安にしながら、一緒に様子を見ていきたいと思っています。

Q:効果が出るまでにどのくらいかかりますか?
A:個人差がありますが、3回〜4回目から変化を感じ始める方が多いです。ただし、症状の経緯や背景によって大きく異なります。

Q:オンラインでも受けられますか?
A:はい。ZOOMによるオンラインセッションも対応しています。全国どこからでもご利用いただけます。

Q:他の治療と並行できますか?
A:可能です。ただし、他のクリニックや病院など医療機関で治療を受けている場合は、主治医の同意書が必要になります。事前にご確認のうえお申し込みください。

Q:予約はどのようにすればよいですか?
A:完全予約制です。予約ページのフォームからお申し込みください。

Q:キャンセルポリシーを教えてください。
A:3日前の夜9時まで無料、2日前の夜9時まで50%、当日は100%のキャンセル料が発生します。

Q:駐車場はありますか?
A:近隣のコインパーキングをご利用ください。

Q:付添がいても大丈夫ですか?
A:ご本人が本音を言える相手であれば同室での参加も可能です。

Q:服装の指定はありますか?
A:特にありません。動きやすい服装であれば問題ありません。

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ピーター・ラヴィーン博士について

医学生物物理学と心理学の両分野において博士号をもち、身体意識的アプローチでトラウマを治療するソマティック・エクスペリエンシング®(SE™)の開発者。スペースシャトル開発計画時にはNASAのストレス・コンサルタントを勤めた。2010年には米国身体心理療法学会から功労賞生涯業績賞を贈られた。また、ライス・デイヴィス小児研究所からも小児の精神医学に関する業績を認められている。
主な著書(日本語訳)
『痛みからの解放』(春秋社・2025年/志村秀実 訳)
『トラウマと記憶』(春秋社/花丘ちぐさ 訳)
『ソマティック・エクスペリエンシング入門』(春秋社/花丘ちぐさ 訳)

ソマティック・エクスペリエンシングについて詳しくは:→ SE™ Japan(日本語)