慢性痛

トラウマ

消えない痛みの正体―トラウマと慢性痛のつながり

長年続く原因不明の痛みは、過去のトラウマ体験と深く関係している場合があります。神経科学者スケア博士の知見をもとに、慢性疼痛とトラウマのつながりをわかりやすく解説します。ソマティック・エクスペリエンシングによる回復のアプローチも紹介。
慢性痛

痛みをやわらげるための「3段階リソース法」

― トラウマセラピーの視点から、自分でできるやさしい対処 ― 強い痛みがあるとき、「とにかく早くなんとかしなければ」と焦る気持ちになるのは、自然なことです。でも、トラウマセラピーの視点からすると、痛みは単に体の問題として起きているわけではあ...
慢性痛

ここに辿り着くまでの道のりを、大切にしたいと思っています

痛みが続いているとき、みなさんはどうしているでしょうか。多くの場合、最初からすぐに「相談しよう」とはならないように思います。 まずは、何とか自分で対処しようとする時間があるかもしれません。あるいは、少し休めば治るだろう、様子を見ていれば変わ...
慢性痛

最新刊『痛みからの解放 トラウマによる慢性痛を癒す 内なる力との出会い』

慢性的な痛みに対する新たな解決法を示す最新刊いよいよ2025年11月30日発売予定! 『痛みからの解放 トラウマによる慢性痛を癒す 内なる力との出会い』春秋社ピーター・A・ラヴィーン+マギー・フィリップス花丘ちぐさ監訳+志村秀実訳  本書で...
慢性痛

雑誌『プレジデント』(特集)腰痛、膝痛、肩こり

雑誌『プレジデント』のごく最近の号で、腰痛、膝痛、肩こりの特集を組んでいました。 巻頭対談は、慢性痛の第一人者の北原雅樹先生、解剖学者の養老孟司先生。 現代日本における、慢性的な痛みの問題をめぐる実態を明らかにしてくれていました。
トラウマ

痛みの正体を知る:身体・感情・トラウマが織りなす複雑なメカニズム

痛みは、私たちの生存本能を支える不可欠な仕組みであり、問題が発生していることを知らせ、注意を促す役割を果たします。 痛みには、主に3つの要因が絡まりあっています。身体、感情、トラウマです。身体的な痛みは、実際のケガや組織の損傷から生じるものです。感情的な痛みは、強い感情が解消されずに蓄積し、身体的な症状として現れることがあります。心的外傷後の痛みは、圧倒的で恐怖に満ちた出来事に対する強い反応から生じます。
慢性痛

急性痛と慢性痛を区別することが重要

急性痛と、3か月以上続く慢性痛は、基本的に異なるものと見なされます。 それぞれの痛みは、発症原因や持続期間、治療方法、精神的な影響などにおいて、いくつかの点で異なっています。 以下に、急性痛と慢性痛の主な違いを示します。 急性痛 原因怪我や...
慢性痛

慢性痛と大脳辺縁系の密接な関係

慢性的な痛みと大脳辺縁系、とくに扁桃体とのつながりは非常に強く、痛みを感じる際の感情的反応に大きな影響を与えます。慢性的な痛みと大脳辺縁系、 とくに扁桃体の関係は、痛みに対する感情的側面に深く影響を及ぼします。扁桃体が痛みに関連する恐怖や不安を処理することで、痛みが強まったり長引いたりすることがあります。 そのため、慢性痛の治療には、身体的なアプローチだけでなく、心理的・感情的な要因に対する対策も重要です。 つまり、身体と心理・感情は密接につながっているため、両方へのアプローチが大切です。 カウンセリングでも、身体状態への配慮と対応が不可欠になります。
慢性痛

痛みに対する多面的理解と治療法への提言

痛みとは、単に身体的な問題だけではなく、情動的、心理的、対人的、社会的、文化的、さまざまな要因が複雑に絡み合って起こる現象です。 慢性的な痛みになるほど、こうした広範な影響が強くなってきます。 痛みへの対処を考える際にも、こうした多面的な影響関係を踏まえた対応が、求められます。
ストレス

ストレスからトラウマへの大変動期

現代社会は、「ストレスの時代」から「トラウマの時代」へと移行しているという見解が広がっています。別の視点から見ると、これまでの「ストレス」の枠組みを超えた、新しい種類のストレス、すなわち「トラウマティック・ストレス」が浮き彫りになってきているとも言えるでしょう。